追いかけたいのに息ができない

オタクをしていないと死んでしまう病気のOLがK-POP、アイドルについて推敲なしの文章を垂れ流す。

K-POPアイドルのカバー動画が止められない Part.2

 

続きです。

そういえば、今回はボーイズグループが女の子になりきった最高カバーとか、カラオケで大暴れするやつとかは量が多くなりすぎちゃうので泣く泣く省きました。そういうのは自分で探すのがおもしろいみたいなところもありますしね。

 

 

3、K-POPアイドルの名曲を今のアイドルがカバー

歌番組の企画で行われた先輩の曲を後輩が歌うというオタク大喜びのステージです。

 

 

ATEEZ-I NEED U(オリジナル:防弾少年団

昨年のKCONJapanで披露されて大盛り上がりだったと言われてるステージ。

ATEEZも防弾も歌、ダンス、ラップに全力なグループなのでまあぴったりな選曲です。ウヨンとジミンの親和性、ラッパーの実力、サビ後半から登場するジョンホのパワーボーカルなどなど双方のファンにとって見所満載のステージです。

 

ATEEZはカバーでファン爆増させるグループだと思っています。事務所の先輩であるBlock.BのVery goodでは本家と同じ大好きなベルベットのスーツで暴れまくっていてテンションが上がりました。MAMAで披露したWonderlandは自分の曲の中に防弾のBST、SHINeeのView、さらにはmiss AのGood bye babyを織り交ぜて踊り狂うという鬼畜ステージ。バカ曲のWonderlandだからこそ成しえた、踊りもラップもボーカルも魅せる見たことないようなステージでした。

 

 

MONSTA X-Mirotic(オリジナル:東方神起

もねくは東方神起の系譜を継いでいる面があるので、このカバーはめちゃめちゃ好きです。筋肉とスタイルで魅せるダンス、そして筋肉。筋肉組のショヌウォノ(顔のタイプが違うのも良い)と線が細いヒョンウォンミニョクキヒョンの対比が二次元みたいなグループだなって思います。誰がセンターに来ても美しく映える。ラッパーはラップ上手い赤ちゃん。この曲のジュホンの声トンチキ感増してて好きです。あと、ミニョクのちょっと掠れたような歌声が私は好きです。後半のキヒョンは言うまでもなく強く真っすぐでかっこいい。

Miroticは私調べで最も後輩にカバーされた曲だと思います。B.a.pのデヒョンBTOBウングァンVIXXレオGOT7ヨンジェの超メインボーカル4人がオケに乗せて歌い上げたステージは圧巻です。

 

 

 

 

 

GOT7-This Love(オリジナル:SHINHWHA)

私はこの映像を見て原曲を知ったのですがめちゃめちゃかっこいい曲ですよね。JB不在ですが、その分ボーカル3人が頑張っています。ヨンジェの深く響く歌声が気持ち良いです。

曲も渋くてかっこいいのですが、やっぱり本家同様にファッションモデルのように次々とポーズを繰り出すヴォーギングのパフォーマンスが抜群にかっこいいのがこのステージの魅力です。踊り狂っていないのに分かるユギョムの上手さ・スマートさ、ベンベンの適性()、ジニョンのねちっこさ、マークの美しさとそれぞれの個性が輝いています。ジェクの鍵盤叩く振りがきれいで大好きです。表情も良いし、ステージへの熱意が伝わってきます。踊れる人がやるからこのパフォーマンスはかっこいい。

男子もっとヴォーギングやろうぜ。

GOT7だとApinkのMr.chuも明るく爽やかで真剣に良いので、表現力があって空気を作るのが上手い実力あるグループだなあと思います。

 

 

Blackpink-So Hot(オリジナル:Wondergirls)

ワンガの名曲を、TEDDYが率いるブラックミュージックに自信を持つYG傘下のチームが編曲し、TEDDYが手掛けるブルピンが歌ったステージです。・・・・・・こんなの良いに決まってる。

原曲からダンスの成分を抜いて深さ暗さを強調した感じがします。そんなに崩してはいなくて、ブルピンに合わせていじったってくらい。リサが最もゴージャスに映るのはこの曲じゃないかなと思います。とにかくかっこよく強く、Blackpinkの力を示すステージです。

 

 

BTOB-You're the best(オリジナル:MAMAMOO)

おふざけばっちこいの歌ウマアイドルBTOBが、こちらも歌ウマド派手アイドルママムの曲をカバー。(この日の放送ではママムもびとびのIt's Okayをカバーしてます。)レトロポップのお手本のようなこの曲は彼らの雰囲気にぴったりです。こういう曲ででやりきって気持ちよくなる訓練ができている(?)びとびはやっぱり強い。見ているだけで楽しくて、それでいて歌もラップもめちゃめちゃ上手いんだからすごいですし、安心して見ちゃいますね。

 

 


TXT - INTRO + 누난 너무 예뻐 (원곡 : SHINee) [2019 KBS Song Festival / 2019.12.27]

防弾の後輩TXTがSHINeeの甘酸っぱいデビュー曲、Replayを披露。 細かいところは分からないですが、ほぼ完͡͡コピの振付です。人数も同じだし、ダンスもめちゃめちゃ揃っていて一生懸命さが初々しくて素敵です。デビュー前から練習してたのかな、どうなんですかね。()後、衣装がめちゃめちゃ好きです。青色で揃えていて、髪色もあっているしカジュアルなんだけど品のある感じがします。

 

 

4、誰もが知る洋楽を歌い上げるアイドルたち

 

Day6-Yesterday(オリジナル:The beatles

Day6のカバーはどれも良いです。

その中でもこの曲はジェイとヨンケがとても楽しそうに歌っているし、世界一かわいい観客のドウンちゃんを映してくれたカメラがあっぱれなので選びました。

洋楽もK-POPも好きという人は是非Day6を聞いてみてください。

 

 

ジノ-Bohamian Rhapsody(オリジナル:Queen

ペンタゴン小さな巨人、ジノくんがCUBEのYoutubeチャンネルに月に一回カバー動画を投稿するプロジェクト「MAGAZINE HO」のうちのひとつ。Queenの革新的な名曲で、2018年当時は映画の影響で大大大流行したボヘミアンラプソディー。K-POP界でも色んなアーティストがカバーしました。その中でもジノくんはコーラス全て担当、動画もジノくんが増殖しまくってて本家のMVに似た恐さとユーモアがあります。ジノくんは声域が広く技術もあり今のK-POPアイドルの中で屈指のボーカリストです。高くどこまでも突き抜ける力強さと優しさ、哀愁を共存できる本当に強いボーカルだからこそこの曲を歌いきれたのだと思います。何度見ても素晴らしいです。

 

 

MONSTA X-Versace on the floor(オリジナル:Bruno Mars)

ブルーノ・マーズの甘くセクシーな名曲。80年代っぽい雰囲気、リズムの心地よさがたまらないですね。ジュホンの真っすぐで若い歌声が輝いていて、心臓がきゅーーーーんってなります。 ほかのメンバーも歌の上手さが際立っているので好きです。もねくはこういう曲で滑らかに踊り、歌うのが様になっていてかっこいいです。

 

 

ONF-Man in the mirror(オリジナル:Michael Jackson

マイケル・ジャクソンの不朽の名曲です。

オネノプのサウンドによく合うし、それぞれ個性がはっきりある歌声なのにあまりにもハーモニーが見事で初めて聞いたときに胸が震えました。まず、歌い始めのミンギュンで惹きつけられます。Day6のジェイにも言えますが、ミンギュンのような甘くてうるさくないのにピンポイントで突いてくる歌声はとんでもなく魅力的で大好きす。おしゃれで渋いイーション、発音がおしゃれで若いラウンと深い主人公声のヒョジン、安定感があるジェイアス、ピュアなユウトとそこにしっかり混ざり合う純にかっこいい低音のワイオ、、、。みんな違ってみんな良い。そして合わさると、もっと良い。空気が共有されてる感じがして、本当に素敵なグループだなあと感動するパフォーマンスです。

 

 

EXO(レイ、チェン、チャニョル、D.O)-all my loving(オリジナル:The beatles

EXOはかわいくて、歌うまいなあ~ってしみじみしちゃう動画です。キノコカットがよく似合う。まさにポップスターですね。 個人的にレイが猫背で上からのぞくように歌っているのがちょっとポールっぽくて好きです。

 

 

 

はーいこれで終わりです!

なんか、好きなのに忘れてるやつがある気がするなあ、、、。記憶が全く定着しない頭になってしまいました。

そんなわけで私はカバー動画大好き芸人なので、みなさんが好きなものも是非教えてください~~!

 

鹿

Twitter@hizaula

 

 

 

 

 

 

 

K-POPアイドルのカバー動画が止められない Part.1

 

どうも、おうち大好き鹿です!

 

現在Mnetで放送されているボーイズアイドルグループのサバイバル番組「Road to Kingdom」(以降RTK)に感化されて、今日はK-POPアイドルのカバー特集をしたいと思います!

 

選出方法は、①Youtubeで私が高評価を押していた➁Twitterでセルフ検索をかけて引っかかった③何となく覚えていた の3つです。しかし、私のTwitterアプリは自分のツイートを検索しても、1年くらいしか遡れないポンコツ仕様だったので、ほとんど私の最底辺記憶力でがんばって思い出したやつです。ってことでゆる~く見てってください。

 

 

 

1、オーディション・サバイバル番組から生まれた本気と書いてマジと読む本気ステージ

 

 この手の番組を全編見ることはそんなにないんですけど、ステージ映像はレア感があるし、誰かにアピールするためのものだから分かりやすくかっこいいのでついつい見てしまいます。

 

TOO-Rising Sun(オリジナル:東方神起

今回テンション上がってこの記事を書くきっかけとなったRTKの出場者、TOOが披露したみんな大好きRising sunです。編曲したのは1TAKEとタッグを組んで数々の名曲を手がけてきたTak。(Superhuman、Side effects、ピ二のAir、もねくのRoller coaster、レディコのFeedback、ゴルチャのLatelyなどエレクトロで個人的に好きな曲いっぱい。感謝)誰もが知るRising sunをまさしくアップデートしたようなパフォーマンス。原曲の良いところはそのままに、サビ前などはシンプルにしてそこから分かりやすくあげたり、アレンジが見事です。間奏のダンスブレイクからの展開もおしゃれでずっと聞きたくなります。そして、何よりもTOOが歌もラップもダンスも上手くて統一感があるので、派手ではないかもしれないけれど文句なしにかっこいいパフォーマンスになっています。

 

 

ONF-Everybody(オリジナル:SHINee

RTKからもう一曲。実力があってタフなオネノプのステージです。手掛けたのはこれまどのオネノプのタイトル曲全て、他作った曲多数の現在のK-POP界になくてはならないMonotreeのメンバーです。本家のコンセプトである「アンドロイドの目覚め」を見事に再解釈した「魔王」がテーマです。前半はそのコンセプトに合わせて大胆な演出がされていますが、ONFが持つ低音で体格の良いラッパー、ワイオがサビを歌い、二番から明らかに空気が変わります。ヒョジンが担当する本家ではジョンヒョンのパート、縦一列から展開される最高にテンション上がるダンスなど、原曲をリスペクトしたパフォーマンスには胸が熱くなります。自分たちへの誇りと先輩への愛を感じるステージでした。

 

 

Bobby、ドンヒョク、チョン・ジニョン-Rolling in the deep(オリジナル:Adele)

43:35ごろ~

iKONのメンバーを決めるオーディション番組「Mix & Match」のステージ。ドンちゃんの高音とジニョンの低音が二人ともおしゃれで甘くて上手くマッチしています。バビちゃんのラップは静かな曲でこそ生きると思ったきっかけのステージでもあります。最後の3人のハーモニーも素敵だし、ジニョンの衣装も好き。初めて見たときあまりにもかっこよくて、何十回も巻き戻したことをよく覚えています。

この曲は、カバーの鉄板曲なので是非他にも探してみてください。

 

 

ジュネ、ドンヒョク、ホンソク-Eyes,Nose,Lips(オリジナル:テヤンFrom BIGBANG)

20:20ごろ~

ミクメからはもう一つ選びました。パワーボーカルのジュネとまたまたドンちゃん、そして現在はPentagonに所属するホンソクのステージです。GDもテヤンもにこにこで私もにこにこにこにこになりました。この頃からホンソクは感情的な歌声で才能まみれなので、今の活躍と筋肉っぷりが嬉しい。何よりドンちゃんが黒髪ぱっつんにニットの最高にかわいいビジュアルで、あの美声で衝撃を受けまくりました。(堂々と推し贔屓していますが、推すきっかけとなったステージだから許してください)

Eyes,nose,Lipsは大ヒット曲なのでたくさんの歌手がカバーしています。その中でも私は元2NE1のボムちゃんが昨年QUEENDOM(Kingdomのガールズ版)で披露したのがとても印象に残っています。オンリーワンの歌声と実力をもつ彼女がこの選曲をしたことの尊さに泣いてしまいました。

 

そして、QUEENDOMは他のステージでもかっこいいなと思ったものばかりでした。

特にボムちゃんのHANN((G)I-dle)(G)I-dleのFire(2NE1)はお互いの力がぶつかり合っていて痺れましたし、AOAのEgoistic(MAMAMOO)はガールズグループだからこそできる美の表現が爆発していてとても見応えがありました。

 

 

ヒョジン(ONF)、グクホン、ジンホン、ホンジュン(ATEEZ)、ジョンホ(ATEEZ)、ジュンギュ(Treasure)、スンミン、ハビット-It's Okay(オリジナル:BTOB)

界隈を引っ掻き回すだけ引っ掻き回した「MIXNINE」で好きなステージです。個人的にかなり好きなヒョジンとジョンホを始めとしたボーカル陣が輝いています。ホンジュンのラップも良さが出ていて生き生きとしています。

 

既存デビュー組が出演したオーディション番組で言うと、「The UNIT」のガールズのステージは、SISTARのGive it to meJ.Y.ParkのWho's your mama?など貫禄があったので好きです。

 

 

2、リトルマーメイドのかわいすぎるカバー

 

特別大ファンというわけではないのに二つ思いついたリトルマーメイドのカバーです。アリエルはディズニーの中でもとびきり活発な印象があるから、アイドルに合いやすいのかなって思ったりしました。

 

SM Rookies-Under The Sea

2015年から2016年に行われたSM練習生たちの公演のミックス映像です。現NCTメンバーが出演しています。とにかくかわいい。それ以外にどう言えばいいか分からないくらいかわいいです。特にユウタの動きも表情もかわいすぎて、、、と書いてはみたけどマークはもちろんかわいいし、テンくんは既にアイドルだし、ドヨンもチソンもみんなみんなかわいいです。かわいいのみたいなと思った時に絶対に見る動画です。

 

 

 ナンシー-Part Of Your World

 MOMOLANDのセンター、ナンシーがプリンセスにしか見えないカバーです。

ナンシーのルックスが好きでたまらなすぎて、漁りまくってた時に見つけました。こんな動画に出会えるなんて自分が気持ち悪くて良かったです。顔も体型も完全に好きで、声もキュートでどの空間にいてもかわいいナンシーが、ディズニープリンセスになりきる全く隙のない完璧に100%かわいい映像です。

 

 

動画のリンク張りすぎるのよくないって知識だけはあるので、抑えようと思ったけどそれでも入りきらなかったのでパート2に続きます!熱量がうざくてごめんね!

 

鹿

Twitter@hizaula

 

 

 

 

 

 

アイドルが歌う「アイドル」【BTS】【V6】【BiS】

 

 

どうも、お久しぶりの鹿です。みなさん元気ですか!!!元気でいましょうね!!食事、睡眠、運動です!!外出たときは帰ったら即お風呂に入って清潔にしましょ!!!

、、、と、胡散臭い呼びかけをしたところで、今日はアイドルのお話です。K-POP関係ない話もめっちゃします。とにかくアイドルの話。

 

だって、私はアイドルが本当に好きだから。

アイドルってまじですごい。

歌うたうときに聞く人に分かってもらおうとするし、聞く人のことも分かろうとしてくれる。ほんとにすごい。

私は好きなアイドルを見ていると、「人間」って感じがします。普通の人間である自分を隠して、偶像を作り上げるお仕事なはずだけどなんか人間だなって思います。関わり合っているなって思います。なんででしょうね。()

 

アイドルってなに?

私が好きなアイドルが歌う曲から、それぞれの「アイドル」について考えていこうと思います。

 

 

 

1.BiS‐IDOL(2012年発売)

日本の女の子のアイドルグループBiSでIDOLです。

BiSは、メンバーが一新され現在も活動していますが、このBiSとは全く違うグループです。この曲をリリースしたBiSは2010年に結成され2014年に解散しました。説明するのはかなりややこしくて私の力ではあれなんで気になった方は調べてみてください。

IDOLは、オタクの言葉で言うとても「強い」曲です。BiSそのものが強いグループで強い曲が多いけれど、IDOLはその中でも1,2を争うくらいメタル風で強い。

歌詞は、英語に聞こえる日本語。2017年に発表された岡崎体育Natural lipsと同じ構造です。その中でも割とはっきりと聞き取れる言葉が「あいまいな奴だけが うさんくさい」。

BiSは過激と言われるグループでした。全裸MV、キスマーク付きチケットなど分かりやすく他のグループとは違うことをやってきました。そして、IDOLリリース後はメジャーデビューをして、100㎞マラソンスク水ダイブなどアイドルの異端児具合はどんどん増していきます。日本武道館での解散公演を目標に活動しましたが、武道館サイドに断られて横アリで解散公演。断言しますが、最後までBiSは王道のアイドルではありませんでした。

一般的にアイドルはファンが喜ぶことを仕掛けます。でもそれだけじゃファンは満足しない。それは、私たちの想定内でしてほしいことをしてくれる存在だったらアイドルじゃなくたって問題がないからです。私たちはそのアイドルそのものが好き、彼女たちだから見せてくれるものが好き。BiSはそれを追求し続けました。自分たちにしかできないこと。BiSには歌やダンス、演技やお笑いで活躍できるスペシャリストがいませんでした。BiSはアイドルの異端児ではあったかもしれないけれど、みんな何者でもない女の子でした。

IDOLはそんなBiSがそれでももがいて、ファンに甘えるだけでなく、「自分たち」になろうとがむしゃらに進むことを表した曲です。私は、メンバーがボロボロになりながら走ったり、車中泊で疲弊した姿が見たいと思ったことは当たり前だけどありません。メンバーももちろんしたかったわけがなくって、スタッフやメンバー内でも喧嘩を重ねてきたと聞きます。それでも、BiSはかっこよかった。彼女たちは実にうさんくさくなくて、はっきりしていて、信じられました。BiSは世界を変えたいっていつも言っていました。(それも本当に私は信じてた。)世界に知られるようなグループではなかったかもしれないけど、私たちにBiSがそこに生きていたってことを生々しく証明してくれました。

 

アイドルって書きすぎて頭おかしくなってきた。

 

 

 

 

 

 

 

2.三宅健(V6)‐”悲しいほどにア・イ・ド・ル”~ガラスの靴~(2010年発売)

 

今年デビュー25周年を迎えるジャニーズグループV6のずっとかわいい最強アイドル、三宅健のソロ曲です。

この曲はタイトルそのまま根っからのアイドルオタクにとって心臓握られるような、感情が収まりきらない曲です。BiSが一人の人間としての矜持を教えてくれるなら、三宅健は一人のアイドルとしての矜持を教えてくれました。彼は、雑誌でもテレビでもラジオでも「アイドルは虚像」だとおもしろおかしく喋る人だけど、ただの冗談ではないんだってこの曲を聞いてはっきりと思った。

「抑えきかない マジ笑えない そんな大人だけにはなりたくない!」「虚像とリアル その狭間で俺 生きていく」周りの人たちにいつまでも子供だねと言われる彼はその無邪気なキャラを超えないように自分で制しています。「そこにいるだけでいいよ 何も構わずに 僕がすべてさらけだしてみせるから」アイドルって難しい。アーティストであったら、その作品でもって評価されるんだろうけど彼らは人間性が評価される。「自分はみんなに作られているから」と彼はよく言います。三宅健はそれを十二分に分かっているから、悲しいほどに分かっているから自分を作品化するんです。そして、「俺も君と同じように笑い 悩み 時には人知れず涙流し またLights camera action! Can't stop Won't stop 悲しいほどにア・イ・ド・ル」私が一番好きな歌詞。前半は他のアイドルからも聞いたことがあるテーマ、僕たちも普通の人間なんだよと伝える。でも決して訴えたり、心の叫びという印象がないのが彼らしい。三宅健はそれを分かっていてもステージに立ってみんなの三宅健であることを辞めないし、むしろ辞めたくないと思っています。ここまでアイドルの自分と客観的に向き合えちゃうのが悲しいほどにアイドル、、、。曲も声がどんどん加工されていって、三宅健三宅健をどんどんアップロードしていくのを表しているようです。そして、作詞を本人が直接手掛けたわけじゃないところもまたいい。「アイドルの現実」をこんなにずさずさみせる人なのにとてもミステリアスで、かといって間違いなく正直な人であって。

三宅健は、私たちがみたい三宅健であろうとする人だけど、同時にシンプルにV6をなくしたくないって思いの強さも他のメンバーや本人の行動からめちゃめちゃ伝わってくる。私も六人の中にいる三宅健が好きだからそれは超嬉しいし、だから、V6は今も最高な状態でアイドルなんだなって思います。この話は、しだすと超大作になるし、彼一人だけのことじゃないから今はしません。

「演じている自分も嘘じゃない」って彼は言うし、私たちも三宅健が仕掛けることに大喜びしちゃうからもうそれでいいやって思います。()なんにせよ、真剣にアイドルについて考えて実行するから私は三宅健のことを好きだと一生言い続けると思います。

 

 

 

 

 

 

 

3.防弾少年団‐IDOL(2018年発売)

 

ボーイズグループの覇者、防弾少年団の一曲です。およそ一年かけて展開されたLove yourselfシリーズの集大成となるアルバムのタイトル曲、IDOL。

アルバムのトラックリストが発表されて、「IDOL」という曲を見つけた時の高揚感、さらにはそれがタイトル曲であると分かった時はほんとうに大大大興奮しました。MV公開後も大興奮。防弾少年団アイデンティティである、韓国人であることへの誇りが全面に押し出されたお祭りソングです。(IDOLリリース後はK-POP民族音楽っぽいのが何曲か出た気がする。さすがの影響力だね!)

「You can call me atrist You can call me idol」周りからの定義づけに左右されない少年団。Love oneselfです、まさに。「俺の中には何百もの俺がいる 今日も新しい俺に出会う どんな俺も全部俺」自分の中にある全てを自分として受け入れることに決めた少年団。だから、この曲に「IDOL」というタイトルをつけた彼らが好き。アイドルとしての自分も自分と認める彼らが好きです。(そうですか)

私は、防弾少年団のテーマは若者の成長を音楽で描くことだと思っています。周りと同じにさせることへの反抗、時には自分をも見失いそうになるかけがいのない愛情、世の理、、、普遍的なテーマを描いてきたからこそ多くの支持を得ましたが、そこにのっかるのが「トップアーティストへと成長する防弾少年団」としての自分。若者の成長を歌ってきた彼らも、「トップボーイズグループ」へと成長しました。それがすごい。そんな防弾少年団が歌うからこそ、IDOLでの自分を受け入れよう!ってメッセージの説得力が増すように思います。

リーダー、ナムジュンが2016年に発表したアルバム「WINGS」で発表したソロ曲「Reflection」。この曲で彼は自分に対する様々な声と作られる姿から自分とは何か、「I wish I could love myself」と歌っています。若者のリアル、そして舞台に立つ人間としてのリアルや成長も防弾少年団はずっと歌ってきています。トップを目指してきて、実際にそこに立ったからこそ彼らの言葉はより重く、遠いはずなのにより近くに感じます。

時代もあり、「みんな自分を愛そう」って伝える今の防弾少年団がここまで売れきったのは当然のように思えるし、私も共感しかしません。最近のタイトル曲は単体で聞くとみんなのうたって感じがしますが、しつこいですけどこの考えにいきつくまでの過程が確かにあって、それを常に表現し続けたのが防弾少年団なんです。

 

 

 

 

 

アイドルってまじですごい。

曲名に「アイドル」って入ってるだけで感情がすごいことになっちゃうくらいアイドルが好きなのに、好きなアイドルに対してはもうアイドルだろうが何だろうがお前が好きっていうきもすぎる思考にさせちゃうから。

こんなに長々書いたのに結局、あ~~好きなアイドル全員幸せに生きてくれ~~~~~って言葉でしかまとめられない、どうしようもないオタクのだらだら喋りでした。ご清聴ありがとうございました。

 

 

 

 

まじ余談

 

この記事を書こうと思ったのは、防弾少年団のIDOLリリースが発表されたときなんですよ。防弾少年団のこと好きなので、曲聞く前に大興奮して絶対書いてやるって思った。で、公開されて興奮そのままにけっこう書いたのに保存する前にフリーズして死んじゃったんです。そこで、私のやる気はなくなってしまいました。だめな人なんで。

それなのに今回2年弱の時を経てもっかい書く気になったのは、今回あげた三宅健くんの曲が収録されたV6のライブ映像が大公開されたからなんですよねーーーーーーーーーー!

【期間限定】V6 / live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!

avexほんまありがとう!!!!!!!

てことで、人生アイドル感謝おじさんでした~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

自粛期間慣れすぎて、外出しなきゃ団体に所属できない生活が怖すぎる。

 

鹿

 

うるさいTwitter@hizaula